懸田貴嗣（かけたたかし）　バロックチェロ教室講師

　バッハの無伴奏チェロ組曲やヴィヴァルディなどのバロック音楽を
　バロックチェロで弾いてみませんか？

　チェロという楽器が生まれたのは17世紀後半のイタリアでした。
　それからおよそ100年間のバロック時代に、バッハの無伴奏組曲
　はじめ、ヴィヴァルディ、ジェミニアーニ他、沢山のチェロ・ソナタが
　ヨーロッパ中で作曲され、現在に受け継がれています。
　またバロック音楽の土台である通奏低音はチェロが大きな役割を
　果たし、その演奏法を学ぶことは現代に至るまでの音楽の基礎と
　なることは疑いようがありません。

　当時のスタイルを持った楽器や弓、美しい響きのガット弦、
　演奏習慣を用いて演奏することは、バロック音楽に新たな輝きを加え、
　あなたの音楽生活を大きく変化させ、豊かにしてくれることでしょう。

　楽器について
　バロック・チェロヴァイオリンとバロック弓をお持ちでなくても、お持ちのモダン楽器
　にガット弦（羊の腸をよったもの）を張るだけ、もしくは「弓だけバロック」でも
　結構です。楽器、弓をお探しの方はご相談下さい。

　レッスンについて
　レベルに合わせて基本的に17～18世紀前半の曲を選びます。チェロを弾く
　こと自体初めてという方ももちろん歓迎です。

　アンサンブルについて
　ヴァイオリン、リコーダー、トラヴェルソ、チェンバロの生徒さんとアンサンブルをする
　機会を楽しんでいただくことも出来ます。

　（プロフィール）
　東京芸術大学大学院修了後、ミラノ市立音楽院に学ぶ。チェロをガエタノ・ナジッロ、
　鈴木秀美の各氏に師事。イタリア・ボンポルティ国際古楽コンクールで第１位受賞。
　ラ・ヴェネシアーナ、バッハ・コレギウム・ジャパン、リクレアツィオン・ダルカディアの
　メンバーとして、国内・欧州各地の主要な音楽祭での演奏や録音活動を行っている。
　エンリコ・オノフリ、ロベルタ・マメリ等海外の著名な演奏家との共演も数多い。
　2007年度文化庁在外派遣研修員。CD「ランゼッティ／チェロ・ソナタ集」が第67回
文　化庁芸術祭優秀賞を受賞。